就職活動の選考方法に、SPIというものがあります。これから就職活動を始めるという方には「SPIって何だろう」という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。そのような方のためにSPIについて少々触れてみます。
SPIは基礎能力や性格適性の検査システムの代名詞ともなっています。インターネットの普及に伴い採用がオープンになり、応募者数が激増しました。全員と面接をして採用できればそれが理想的でしょうが、それは物理的に限りなく不可能に近いです。
そこで各企業では、実際には筆記試験やエントリーシートという書類選考によって、応募者数を絞っています。これらをクリアしないと面接にまでたどり着けません。これが学生を悩ませてくれる大きなハードルの1つなのです。
筆記試験の大半を占めるSPIとは一体どのようなものなのでしょうか?大きくは3つに分けられ、まずは言語能力(表現力や文章力、言語の理解力などをはかる)や、非言語能力(仕事上で必要な数量的処理能力をはかる)、そして性格適性(職務に対する適応能力をはかる)から構成されています。これらをそれぞれの会社の要求する能力に合わせる形で選択し使用しているのです。内容的には中学校の学習範囲と考えていいと思います。
SPIですが、全体の6割程度正解できれば合格可能です。しかし、時間の割に問題数が多く、かなり時間がかかる計算問題などが苦手な方は、最初から捨てるのもいいかもしれません。気分的にある程度余裕をもたせて取り組んでいけば、そんなには苦にならないはずです。ただ、ぶっつけ本番だと、時間が足りないかもしれません。
心配な方は問題集を一冊購入し、頭の体操程度の軽い気分で目を通しておくといいと思います。苦手な分野の問題、引っかけ問題などを整理しておくと、本番も気楽に取り組めます。幸い、SPIの問題集はたくさんの種類のものが市販されています。
会社へ面接へ行く前には、持っていくものや身だしなみのチェックなどは必ずしておいたほうがよいでしょう。持って行く物は履歴書や職務経歴書で学生の方は学生証を用意しましょう。ほかには筆記用具やメモ帳、印鑑、時計、財布、ハンカチ・ティッシュ 地図、などです。交通費や訪問先企業へのルートなどはインターネットなどでも簡単に調べることができますよ。
身だしなみは、髪型はしっかりしているかや髭は、きちんと剃れているか、スーツやズボンにシワやボタンのとれた箇所はないか、靴は、汚れてないか、爪は伸びてないか清潔感があるように見えるかというような点をチェックするようにしましょう。第一印象はとても大事なことなので気をつけるようにしましょう。
面接試験の一連の流れですが、入室をするときはドアを2回ノックして背筋を伸ばして入室します。ドアを閉める時は、お尻を面接官の方へ見せないように気をつけながら静かに閉めます。入室してから礼をするのですが、ドアから少し離れた所に立って面接官に向かって「失礼いたします」と礼をします。
椅子の横での礼は椅子の横に立ち面接官に向かって、自己紹介をのべて「よろしくお願いします」と45度の礼をします。席に座るときには面接官に「どうぞ」と言われたてから着席します。着席する時は静かに座るようにしましょう。面接の間は背筋を伸ばして面接官とのコミュニケーションを心がけるようにしましょう。一方的に話すぎてしまうのもよくありませんし、反対に言葉が少な過ぎても良い印象はあたえません。
面接官が複数人いるような場合には質問などの返答をする際は全員に話しかけるように返答する方が望ましいといえます。面接が終わって席を立ってからの礼をするときは席の横に立って「ありがとうございました」と45度の礼をします。退出前の礼はドアの前に立って、「失礼いたします」と礼をします。雑な礼にならないように気をつけましょう。退出するときは最後まで気をぬかずに注意するようにします。背筋を伸ばしてお尻を面接官の方へ向けないように気をつけて静かにドアを閉めます。