良い就職活動とはなんだろう?と考えてみたことはありますか??ウェブサイトなどで「就職活動体験記」と検索をしてみれば、実に数多くの結果がヒットします。このようなページに掲載されているものは、就職活動を終えた学生が「学生であるときに」書いた記事が大半だといえます。その一方で、就職活動が終了した時点では希望に満ちあふれていた人が、就職してから数年経ってすっかり元気をなくしている光景が少なからずは見当たります。
このことを、「就職活動が十分でなかったから、就職した後にギャップを大きく感じてしまう。そのため、就職活動はしっかりすべきだ」というように捉えるのは、短絡的だと考えます。なぜかというと、自分も企業も生き物のように変化しています。そして、時間が経てば様々なギャップが発生してしまうことはあたりまえのことです。
いつ誰にでも起こりうることだからです。それでは、本当の意味でのいい就職活動とはなんだろうか?就職活動の成功は、「自分でキャリア開拓ができるようになるための第一歩を踏み出せる」ということだと思います。例えば、キャリア開発の分野でとても著名な、元マッキンゼーのコンサルタント高橋俊介氏の著書については、殆ど就職サイトなどで紹介されていません。「キャリア開拓」の要素を考えていきながら、どのような就職活動を行えばいいのかを提案していくと良いと思います。
キャリアをはじめる就職の時期に、きちんと自己分析をしておくことは、長期的に見れば大きくプラスに働いていくはずです。ここでは、自己分析の有効性や落とし穴、そいて様々な注意点、具体的な方法などを詳細にご紹介します。セルフノーイング(Self-knowing)とは自分を知ることです。これはキャリアを形成していくために環境に対してアンテナを貼ること(Society-knowing)です。
それと同じように重要なことだと思います。この二つはキャリア形成において重要な二つの軸となります。キャリア(仕事)は仕事単体では存在しません。それは自分自身の生活の一部として存在します。自己理解を深めることにより仕事との向き合い方や生活の中での仕事の役割、そして意味などのが自分なりに整理されるということは、充実した時間を過ごすために大きな助けになることでしょう。
自己分析というものは就職だけでなく、キャリアを形成し続けていく、そして自分の人生を充実させていくために極めて重要なことです。人類の産業史を大きく捉えた時に、農業の時代や工業の時代、知識の時代と分類することがよくありますが、私たちはいま知識の時代に生きています。工業の時代はストックの時代でした。
そしてアイディアよりも、アイディアを実行に移すための資産があるかないかが、経済的な勝因になっておりました。工場などの物理的施設を保有する資産がなければ、経済的に圧勝することはまずできませんでした。逆にその資産をもっていれば、10年20年というように長期間でそこから上がる利益を享受することができました。