就職活動という時期を、「キャリア開拓」における仮説検証サイクルを回すための初めの実践の場として捉えていきましょう。そこで行ってきた姿勢を、そのまま社会人になっても持ち込むことによって長期的にみれば有意義な社会人生活につながるのではないかと尾も増す。このゆなえに非常に大きな影響を受けている方もいます。
「スローキャリア」や「キャリアショック」などの著作者であり、就職を意識した方もたくさん読んでいると思います。また大いに得るところがあると思います。具体的な就職活動の指針は、次のようなことが挙げられるのではないでしょうか。就職活動の基本は自己完結であること、仮説検証を回すためには、自分の状況を検討することで仮説を構築していきます。
そこで初めて、それを後で検証することができます。他人との比較を就職の基準にしてしまえば、その結果として取った行動には、次へ向けた検証ができません。就職活動に失敗したときに、自分は本当は何を考えて入社して、どの仮定が間違っていたのか、という振り返りができなくなってしまうからです。
実は企業偏差値というものは厳然と存在していることをご存知でしょうか。転職をサポートするエージェントのかたの話によると、その経験からも「企業偏差値は厳然と存在する」といえるそうです。それはその会社に入るのが難しくて、その企業出身であれば転職しやすい、また信頼を得やすいという企業は実際にあるということです。 若いうちに企業偏差値の高い企業に「まず入ろう」と考えるということはあながち間違いではありません。偏差値の高い企業に入ることができれば自分を鍛えることもできるためです。それは「何をしたいか」よりも、とにかく「仕事ができるようになる」ということを20代のうちは目標にしても良いということなのです。
キャリア理論の専門家たちや経営者たちの多くは、学生のうちに「これがやりたい!」と決め付けてしまう危険性を指摘しているそうです「やりたいこと探し」をはじめる前に「自分作り」をきちんとおこなうことが大切なのです。自分作りとはつまり、ビジネスパーソンとしての基礎力をまずは築き上げるということです。個性や、天職というものももちろんのは大切なのですが、それは少し先でもいいわけです。「入るのが難しい」かつ「その会社の出身ということが市場価値として高い」企業ランキングというものもあります。
就職”人気”ランキングとは異なるものですが参考にしてみてはいかがでしょうか。これはビジネスパーソンとして成長が最もできる業界かといえば、かならずしもYesとは言いにくいのですが、もちろん例外もありますが。【Sクラス】は外資金融(ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、ドイツ銀行など)、コンサル(マッキンゼー、BCGなど)、外資メーカー(IBM、P&Gなど)、商社(三菱商事、三井物産など)、メーカー(トヨタ、キヤノン、ホンダ、ソニー、サントリーなど)、広告(電通、博報堂、マッキャンエリクソンなど)です。
【Aクラス】は教育(ベネッセ、リクルートなど)、メーカー(NEC、富士通、東芝、花王、デンソーなど)、コンサル(IBCS、アクセンチュア、トーマツ、野村総研など)、IT(マイクロソフト、グーグル、ヤフー、オラクル、サン、NTTデータなど)、金融(MUFG、SMBC、野村證券など)があげられます。参考までに頭にいれておくのもよいかもしれませんね。