就職活動という時期を、「キャリア開拓」における仮説検証サイクルを回すための初めの実践の場として捉えていきましょう。そこで行ってきた姿勢を、そのまま社会人になっても持ち込むことによって長期的にみれば有意義な社会人生活につながるのではないかと尾も増す。このゆなえに非常に大きな影響を受けている方もいます。
「スローキャリア」や「キャリアショック」などの著作者であり、就職を意識した方もたくさん読んでいると思います。また大いに得るところがあると思います。具体的な就職活動の指針は、次のようなことが挙げられるのではないでしょうか。就職活動の基本は自己完結であること、仮説検証を回すためには、自分の状況を検討することで仮説を構築していきます。
そこで初めて、それを後で検証することができます。他人との比較を就職の基準にしてしまえば、その結果として取った行動には、次へ向けた検証ができません。就職活動に失敗したときに、自分は本当は何を考えて入社して、どの仮定が間違っていたのか、という振り返りができなくなってしまうからです。
キャリアをはじめる就職の時期に、きちんと自己分析をしておくことは、長期的に見れば大きくプラスに働いていくはずです。ここでは、自己分析の有効性や落とし穴、そいて様々な注意点、具体的な方法などを詳細にご紹介します。セルフノーイング(Self-knowing)とは自分を知ることです。これはキャリアを形成していくために環境に対してアンテナを貼ること(Society-knowing)です。
それと同じように重要なことだと思います。この二つはキャリア形成において重要な二つの軸となります。キャリア(仕事)は仕事単体では存在しません。それは自分自身の生活の一部として存在します。自己理解を深めることにより仕事との向き合い方や生活の中での仕事の役割、そして意味などのが自分なりに整理されるということは、充実した時間を過ごすために大きな助けになることでしょう。
自己分析というものは就職だけでなく、キャリアを形成し続けていく、そして自分の人生を充実させていくために極めて重要なことです。人類の産業史を大きく捉えた時に、農業の時代や工業の時代、知識の時代と分類することがよくありますが、私たちはいま知識の時代に生きています。工業の時代はストックの時代でした。
そしてアイディアよりも、アイディアを実行に移すための資産があるかないかが、経済的な勝因になっておりました。工場などの物理的施設を保有する資産がなければ、経済的に圧勝することはまずできませんでした。逆にその資産をもっていれば、10年20年というように長期間でそこから上がる利益を享受することができました。