就職活動を行うに当たって、企業の詳細な情報を知りたい場合には、東洋経済新報社から発行されている四季報が役立ちます。この本は就職活動をする学生にとって必需品といっても過言ではありません。会社説明会などでは、年収の話や離職率などは詳しくは聞けませが、四季報はそのようなデータがしっかり載っています。雇用条件を知るには、やはりこの本でしょう。
また、賢い四季報の使い方として、この就職四季報の過去数年分を入手し、データを比べることができます。数年分のデータがあれば、ターゲット企業の平均年収がどれだけ増加しているとか、採用数が減ったなどの傾向がつかめて便利です。
しかし、この四季報には弱点もあります。まず、掲載企業数がそんなに多くないことです。有名企業でも掲載されていないところがたくさんあるのです。それから、各々の項目が「NA(回答拒否)」ばかりの企業もあり、イマイチつかめないところも相当あります。「NA(回答拒否)」の多い企業はあまり印象がよくありませんが、逆にそこに注目するという見方もあります。
とりあえず、N/Aが散見されるなどで、本来の目的を果たせないこともしばしばあり、 少なからずデータが貧弱であるという印象もあると思いますので、この本をパラパラとながめてみて、興味を持った企業についてインターネットで調べてみるという、購入した当初とは逆の利用法で活用することもできます。
キャリアをはじめる就職の時期に、きちんと自己分析をしておくことは、長期的に見れば大きくプラスに働いていくはずです。ここでは、自己分析の有効性や落とし穴、そいて様々な注意点、具体的な方法などを詳細にご紹介します。セルフノーイング(Self-knowing)とは自分を知ることです。これはキャリアを形成していくために環境に対してアンテナを貼ること(Society-knowing)です。
それと同じように重要なことだと思います。この二つはキャリア形成において重要な二つの軸となります。キャリア(仕事)は仕事単体では存在しません。それは自分自身の生活の一部として存在します。自己理解を深めることにより仕事との向き合い方や生活の中での仕事の役割、そして意味などのが自分なりに整理されるということは、充実した時間を過ごすために大きな助けになることでしょう。
自己分析というものは就職だけでなく、キャリアを形成し続けていく、そして自分の人生を充実させていくために極めて重要なことです。人類の産業史を大きく捉えた時に、農業の時代や工業の時代、知識の時代と分類することがよくありますが、私たちはいま知識の時代に生きています。工業の時代はストックの時代でした。
そしてアイディアよりも、アイディアを実行に移すための資産があるかないかが、経済的な勝因になっておりました。工場などの物理的施設を保有する資産がなければ、経済的に圧勝することはまずできませんでした。逆にその資産をもっていれば、10年20年というように長期間でそこから上がる利益を享受することができました。