就職活動に関する本というのは、実に様々な種類のものが本屋に並んでいます。では、その中からおすすめのものをいくつかご紹介してみましょう。まず「就職活動の新しい教科書」です。これは自己分析から始まり最終的な決断に至るまで、就職活動全体を通してのポイントが書かれた良書です。自己分析用ワークシートの数も絞られています。
次にサカタカツミの「就職のオキテ」です。人はなぜ働くのか、仕事とは何なのか、何のために面接をするのか、といった内容で、実はあまり理解していない就職活動における本質的な問いに関して、簡潔に書かかれています。すぐ読めるので、おすすめです。
続いては「考えるシート」です。著者山田ズーニー氏は、元ベネッセの高校生小論文講座担当者です。これは元々就職本に特化したものではありません。しかし、本に書かれた問題に回答していくことにより、相手に伝わる自己PRや志望動機の書き方といったものが自然とできるようになっていきます。自己を知ることと、自己をPRすることは異なるという視点は、大事だと思います。
次に「こうして僕らは全員内定」は、面接における目的や目的達成のための合理的な手法などをわかりやすく書かかれた本です。友達などとの会話でよく「結局何がいいたいの」といわれがちな人は必読だと思います。
とりあえずいくつか挙げてみましたが、冒頭にも申し上げたように、就職本は実に多くの数があります。これ以外にもためになる就職本はたくさんあると思いますので、いろいろ読んでみるのもいいかもしれません。
実は企業偏差値というものは厳然と存在していることをご存知でしょうか。転職をサポートするエージェントのかたの話によると、その経験からも「企業偏差値は厳然と存在する」といえるそうです。それはその会社に入るのが難しくて、その企業出身であれば転職しやすい、また信頼を得やすいという企業は実際にあるということです。 若いうちに企業偏差値の高い企業に「まず入ろう」と考えるということはあながち間違いではありません。偏差値の高い企業に入ることができれば自分を鍛えることもできるためです。それは「何をしたいか」よりも、とにかく「仕事ができるようになる」ということを20代のうちは目標にしても良いということなのです。
キャリア理論の専門家たちや経営者たちの多くは、学生のうちに「これがやりたい!」と決め付けてしまう危険性を指摘しているそうです「やりたいこと探し」をはじめる前に「自分作り」をきちんとおこなうことが大切なのです。自分作りとはつまり、ビジネスパーソンとしての基礎力をまずは築き上げるということです。個性や、天職というものももちろんのは大切なのですが、それは少し先でもいいわけです。「入るのが難しい」かつ「その会社の出身ということが市場価値として高い」企業ランキングというものもあります。
就職”人気”ランキングとは異なるものですが参考にしてみてはいかがでしょうか。これはビジネスパーソンとして成長が最もできる業界かといえば、かならずしもYesとは言いにくいのですが、もちろん例外もありますが。【Sクラス】は外資金融(ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、ドイツ銀行など)、コンサル(マッキンゼー、BCGなど)、外資メーカー(IBM、P&Gなど)、商社(三菱商事、三井物産など)、メーカー(トヨタ、キヤノン、ホンダ、ソニー、サントリーなど)、広告(電通、博報堂、マッキャンエリクソンなど)です。
【Aクラス】は教育(ベネッセ、リクルートなど)、メーカー(NEC、富士通、東芝、花王、デンソーなど)、コンサル(IBCS、アクセンチュア、トーマツ、野村総研など)、IT(マイクロソフト、グーグル、ヤフー、オラクル、サン、NTTデータなど)、金融(MUFG、SMBC、野村證券など)があげられます。参考までに頭にいれておくのもよいかもしれませんね。