就職活動に関する本というのは、実に様々な種類のものが本屋に並んでいます。では、その中からおすすめのものをいくつかご紹介してみましょう。まず「就職活動の新しい教科書」です。これは自己分析から始まり最終的な決断に至るまで、就職活動全体を通してのポイントが書かれた良書です。自己分析用ワークシートの数も絞られています。
次にサカタカツミの「就職のオキテ」です。人はなぜ働くのか、仕事とは何なのか、何のために面接をするのか、といった内容で、実はあまり理解していない就職活動における本質的な問いに関して、簡潔に書かかれています。すぐ読めるので、おすすめです。
続いては「考えるシート」です。著者山田ズーニー氏は、元ベネッセの高校生小論文講座担当者です。これは元々就職本に特化したものではありません。しかし、本に書かれた問題に回答していくことにより、相手に伝わる自己PRや志望動機の書き方といったものが自然とできるようになっていきます。自己を知ることと、自己をPRすることは異なるという視点は、大事だと思います。
次に「こうして僕らは全員内定」は、面接における目的や目的達成のための合理的な手法などをわかりやすく書かかれた本です。友達などとの会話でよく「結局何がいいたいの」といわれがちな人は必読だと思います。
とりあえずいくつか挙げてみましたが、冒頭にも申し上げたように、就職本は実に多くの数があります。これ以外にもためになる就職本はたくさんあると思いますので、いろいろ読んでみるのもいいかもしれません。
キャリアをはじめる就職の時期に、きちんと自己分析をしておくことは、長期的に見れば大きくプラスに働いていくはずです。ここでは、自己分析の有効性や落とし穴、そいて様々な注意点、具体的な方法などを詳細にご紹介します。セルフノーイング(Self-knowing)とは自分を知ることです。これはキャリアを形成していくために環境に対してアンテナを貼ること(Society-knowing)です。
それと同じように重要なことだと思います。この二つはキャリア形成において重要な二つの軸となります。キャリア(仕事)は仕事単体では存在しません。それは自分自身の生活の一部として存在します。自己理解を深めることにより仕事との向き合い方や生活の中での仕事の役割、そして意味などのが自分なりに整理されるということは、充実した時間を過ごすために大きな助けになることでしょう。
自己分析というものは就職だけでなく、キャリアを形成し続けていく、そして自分の人生を充実させていくために極めて重要なことです。人類の産業史を大きく捉えた時に、農業の時代や工業の時代、知識の時代と分類することがよくありますが、私たちはいま知識の時代に生きています。工業の時代はストックの時代でした。
そしてアイディアよりも、アイディアを実行に移すための資産があるかないかが、経済的な勝因になっておりました。工場などの物理的施設を保有する資産がなければ、経済的に圧勝することはまずできませんでした。逆にその資産をもっていれば、10年20年というように長期間でそこから上がる利益を享受することができました。